いつから朝を待っていたのだろう、許されたつもりになっているのだ
気づけば時計が止まっていた、それすらどうでもよかったのに
こんなにも世界には陽光が溢れすぎて、目を閉じても闇を憶い出せない
窓の向こう、景色を眺めた 遠くきらめく渚が綺麗…
何ひとつこの世に執着などしないと
決めていた、置いていた 音も色も形も
まだ怖かった…存在を認めることが
いつか唇開くその日まで
街に潜み西風を憂いて 立ち竦む後ろ、微睡み揺れる影
沈む夜は目覚ましく冴え返る
何もかも知らない既視の街を踏み越え
消えていく、落ちていく 雲も空の青さも
まだ怖かった…真実を見初めることが
かつて言葉を捨てたあの日から
何もない処から概念は築かれる
季節さえ織り成して…時間は動き出す
ただ弱かった 戦慄を始めることも
なべて声を嗄らして叫びたい
今日から 虚無から ここから始める
words&music&vocal:Kyoya
arrangement&mix&guitar:Koz